不景気が長く続き大学に行っても就職が決まらないケースが増えています。就職活動を早いうちから始めなくてはならず長期戦にもつれることが多くなっています。希望通りの就職先を見つけるには自分の適性を早いうちから探しておくことです。
先に友達が内定を見つけると焦りを感じることもあるでしょう。でも落ち込む必要はありません。但し落ちたときはなぜ落ちたのかを冷静に考え、原因があれば改善するようにしましょう。または試験を受けたところが単に合わないだけのことかもしれないので職種や業種を絞りすぎないことも大事です。会社の規模や名前だけで試験を受けると苦戦します。

学校によって名称は異なりますが学生課や就職課に行くと求人票がたくさん貼ってあります。OB・OGの就職活動の記録も保存してあるなら試験や面接を受ける前に読んでおいてください。会社案内には載っていないことや面接で聞かれた内容もあるので読むと読まないとでは大違いです。

学生課とインターネットを活用すればあなたの情報量に差が出ます。
▼ハローワーク
▼ヤングハローワーク30歳未満の方向けにヤングハローワークもあります
▼リクナビ｜リクルートの就職・転職・人材派遣の求人情報サイト
▼日経就職ナビ

資格取得を検討する前に自分に向いているか考える
将来性や合格率について検討する
就職に有利なものが望ましいが合格率の低い難しい資格は人に相談してみよう
▼資格の王道それぞれの資格の試験について
▼資格・スクールNAVI資格とスクールの案内

入りたい会社に親戚がいる場合は話を聞くのもよいでしょう。但し、コネを利用して入社したら、周りから「コネで入ったからたいした仕事ができない」といった偏見をもたれないともいえませんし、辞めたくなった場合でも辞めづらいこともあります。

OB・OG訪問をして、実際にどのような仕事をしていて職場のメリットやデメリットなどをアドバイスしてもらえるかもしれません。ただし、これで試験に有利になるとは限りません。会いに行くときには、相手は忙しいのですから事前にアポイントをとり、親しい間柄であってもマナーに気をつけてください。終わったあとはたとえ就職活動に役立つ情報が得られなくても礼状は必ず出してください。

特に事務職の方はパソコンを使って書類や案内状などを作成することが多いので入社するときパソコンを操作できて当然と見られています。研修などもありますが使えるに越したことはなく、面接でも「自信ないです」「これから習います」というより「使えます」「できます」と答えられたほうが好印象です。
そこで、学校の授業や講習で習う機会があったら積極的に参加しましょう。スクールに通う方法もありますが学校の講座のほうが安上がりです。
▼マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト2003年11月よりMOUSから名称変更した試験。wordやexcelが使えることの世界共通の証明です

▼情報処理推進機構：情報処理技術者試験センター
情報処理技術者試験の案内など

バイトをしている方は就職活動の際、どんなバイトをしていたのかアピール材料になる事もあります。採用する側としては、どんな学生時代を過ごして来たのか興味のあるところでもありますので積極的に自分を売り込む材料にしてみましょう。ただし、バイト先を転々としていたり、どんな事をしていたのか上手く説明できないのではマイナス要因になってしまいます。
バイトが長続きしない人は社会人になってもすぐに辞めてしまうのでは？とか自分がどんな仕事をしてきてそこで何を得たのかを説明できない人も企業には必要の無い人とみなされてしまうかもしれません。自信を持ってこんな仕事をしてきてこんな経験を積んできた、だから社会人になってもこんな風に経験を生かせる、さらに実力を伸ばしていきたいと積極的に自分を売り込んでいきましょう。

就職活動をはじめている友人達の中で、自分はどう生きていきたいのか、何をしたいのか先が見えない人も居るかもしれません。なんとなく周りに流されて就職活動しても思うような結果は出ません。そんな時は少し休んで、本当の自分を探してみるのも一案です。とっても勇気の要る事ですが、のんびり構えて、将来の自分を探してみてはいかがですか？
大学院に進む、海外に留学する、今までの生活を変えてみることで自分のやりたい事が見えてくるかもしれません。長い人生、少し立ち止まってもいいのでは？走ってばかりでは疲れてしまいます。例え大企業に就職できたとしても社風が自分に合うとは限らないし、このご時世、倒産してしまう事だって考えられます。本当にやりたい事を見つけてからでも遅くはないのでは？
ただし、やりたい事をみつけたらその目標に向かってひたすら頑張る事を忘れないで下さいね。なぜ、回り道をしたのかちゃんと説明できないとそれこそ、あなたの魅力は半減してしまいます。

現代社会においてパソコン、インターネットは無くてはならないものになりました。特に企業ではパソコンの普及率は非常に高く、採用のエントリーもネットで、という企業が増えています。
仕事する際もパソコンは必需品だと思われます。そこで、自分はこれだけパソコンスキルを持っているとアピールできる絶好のチャンスが、ホームページの公開です。履歴書にアドレスを載せておけばもしかしたら採用担当者の目にとまって面接の際に話に花が咲くかもしれません。
ホームページの内容はどんな事でもよいのです。自分の趣味のことや、大学での研究、サークル活動や、旅行記など。難しく考えず自分の好きな事を載せてみましょう。
▼ズバリ！！見てもらえるホームページの作り方
▼ホームページの作り方教室
▼超簡単なホームページの作り方

採用試験で論文を書かせる企業もあります。話をするのは得意だけど、文章を書くのは苦手、という学生さんも居るのでは？日頃から文章を書く事に慣れておけばスラスラ書くことが出来ます。何を書くの？と迷ったあなた、日記をつけてみてはどうですか？今日はこんな事があった、こんな物を食べたといった覚書程度の物でもよいと思います。毎日続けて書くことで段々書く事に抵抗が無くなり文章を書く力もついてくると思います。それから本や新聞を読む事もお忘れなく。世の中の動きを瞬時に読み取る力をつけて自分のボキャブラリーを増やして文章構成に役立てましょう。
▼文章を書く心がけ
▼考える為の「文章力」

入試に合格することが最大目標であった場合は特に、試験が終わった後何に対してもやる気が起きないと感じる方もいるでしょう。学生生活そのものが楽しめるようになればいいのですが、まずは焦らず休息をとりゆったりとすごすのがいいのではないでしょうか。一人で悩むよりは誰かに相談すると楽になります。